診断は科学的に 治療はマイルドに

クリニック玲タケダでは、“診断は科学的に 治療はマイルドに”という方針で治療を行います。その際役立つのは生活指導や漢方薬です。
化学物質である薬と異なり、漢方薬はいくつかの生薬からなっています。方向性の異なる生薬が合わさって副作用を少なくして、全体で治療に向かうのです。
西洋薬は一つの生薬などから抽出された化学物質が薬として使われるため、一方向の効果しかないのです。たとえば高血圧の薬は低血圧の人には使われませんが、漢方薬では高血圧と同時に低血圧に良い処方もあり、その人の血圧を正常化する効果があると考えられます。

いつのまにか元気になる漢方の力

漢方薬はすぐには効かないというイメージを持たれがちですが、めまい、痛みなどの漢方薬は10数分で効くことがあります。また、ゆっくりと体質改善ができいつのまにか元気になっているのも漢方薬の力といえます。
体質改善ということは、病気にかかったり、ストレスに会っても素早く経過し、病気やストレスを利用してより健康になるということです。(健康は、自分のからだを意識せずに生活が営めることであって病気がない状態ではないのですが。)

感染症にも有効?漢方の高い汎用性

ウイルスなどの感染症にも、有効なことがあります。菌に有効な抗生物質を探す間に漢方薬を使い、抗生物質の使用を少なくして、耐性菌の出現を防げます。有効な薬がないとされているウィルス疾患にも効くことがあります。
うつやパニック、不眠にも漢方薬は効果があります。鬱の薬や眠剤として使われているベンゾジアゼピン系の薬と異なり、依存が無いのが特徴です。
(以上のいずれの場合にも当院では化学物質である薬を使わないわけではありません。

自分で自分を守る

その他あなたが悩む全ての症状に漢方薬が何らかの形でお役に立てるかもしれません。
自分で自分の身を守ることについて当院では生活指導をおこなっています。
こころを病む場合にも有効です。これは体質改善にもつながります。